横浜市青少年相談センター
友人関係の悩みなど青少年に関する総合相談
恋人同士のふたりには、起こっていることが暴力だと気づかないことがあるんだ。
ふたりには気づきにくいからこそ、あなたが気づいたことはとっても大切なことなんだ。
暴力を受けていることを相談するのは、とても勇気がいることだと思う。
好きな人から心やからだを傷つけられている友だちがいたら、あなたから声をかけたり、話を聴いたり、「あなたは悪くないよ」と伝えてほしい。
友だちとしてできることがきっとあるハズ。
アドバイスしようとして「別れなきゃダメだよ」と言ってしまうと別れられないことを責められたキモチにさせてしまうことがあるよ。
ただそばにいて、時間をかけてゆっくり話を聴くだけで、友だちの力になるよ。
そして、友だちのことが心配だと思うあなたも、ひとりでかかえないでだれかに相談してね。
あなたがしたことで、カレシやカノジョにイヤな思いをさせたり、傷つけたりしたら、それはデートDVです。
「デートDV」をしたかも?と、あなたが気づくことができたのはつきあているふたりにとって、とても大事なことだと思うんだ。
あなたから、カレシやカノジョから離れてしまうかもしれません。
あなたの大切な人を悲しませたくないよね。
あなたが気づくことができたことは、これからのあなたにとっても自分で自分のことを知り、変えていく大きなきっかけにきっとなるよ。
あなたが付きあっている人からされたことで、イヤな思いやこわい思いを感じたらそれはデートDVかもしれません。
あなたに悪い何が悪いところがあったとか、自分がいけなかったなど、自分を責めることはありません。
あなたは悪くないよ。
暴力をふるわれていい理由は、決してありません。
愛し合う関係って、お互いをひとりの人間として認めて大切にしあうことだと思うよ。二人の関係ついて、ちょっとでも変だなと思うことがあったらだれかに相談してください。
あなたを信じて受け止めてくれる人はきっといます。
そんな人を見つけて相談してチカラになってもらってください。
あなたはひとりぼっちではないよ。